読む、観る、聴く

大好きな本や映画、音楽について書いてます

2019-01-01から1年間の記事一覧

「罪の声」 塩田武士 著 がすごかった

「罪の声」という本を読んだ。 塩田武士さんが書いた本で森永グリコ事件を 題材にしている。 タイトルの意味は読みはじめて5分くらいで わかる ああ、それは罪の声やなってなる。 実は森永グリコ事件のことは全く知らない。 読んでいる途中に「ああ、これっ…

宮本常一 著 「忘れられた日本人」を忘れるな

2年前、周防大島に行った。 山口県の小さな島だ。 島の展望台より 柳井から大島大橋を渡るとそこが周防大島だ。 車で走って1時間もかからずに一周できる小さな島。 大島大橋は昨今、貨物船が衝突したことでも ニュースで名前が知られている。 宮本常一は周…

「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」 ローランド 著

売れてるみたいです。 本屋でもAmazonでもランキング上位に 食い込んでました。 ローランドの「俺か、俺以外か。ローランドという 生き方」。 タイトルが強烈ですね。 世界はその人の思う通りにできているという ことの、いい例を知ることができます。 ロー…

森見登美彦の『ペンギンハイウェイ』の映画版を観た

原作は4、5年前に読んだので筋は全く覚えていない。 ペンギンハイウェイと聞いて思い出したのは お姉さんとお姉さんのおっぱいが気になる少年の ことだけだ。 とにかくおっぱいという言葉が頭に残る。 ペンギンハイウェイは森見登美彦の書いた 小説で、小…

Claudio Roditiの「Impressions」をヘビロテ中

有料の聴き放題サービスがやめられない。 というかなくなったら生きていけないくらい 依存している。 特にIphoneとAirPods proとApple Musicが なくなったら人生の面白みが4割減る。 そのくらい依存して生きている。 毎日24時間再生しても全アルバム再生 で…

朝井まかて 著 「恋歌」

コイウタと書いてレンカと読む。 恋歌。 歌には形式がある。 海外にはソネット、五言律詩など。 日本には古来より5・7・5・7・7 の31文字で読む短歌と言うものがある。 短歌というと平安の雅な奥の世界というのが 私にはすぐ思い浮かぶ。 歌で想いを…

エーリッヒ・フロム著『愛するということ』から学ぶ

『愛するということ』は長く積ん読になっていた本だ。 と言っても最近、本は紙で読まないから実際に積んでは いないのだが。 『愛するということ』は本屋の棚で見つけて 長く気になっていた。 ある時期、フロイトとかユングなんかの心理学の大御所 の本を続…